Vol.10 2003年6月

この「ラ・パレット通信」も何とか10回目を向かえ、「楽しみにしてるよ!」との声やお便りをいただきたいへん嬉しく思っています。
ほんとは、毎月発行を目指しているんですがついつい2,3ヶ月に一回になってしまうんです。
しかし、今回より気持ちも新たに毎月発行に向けて頑張ります。
(どうだか?・・・・妻)
と、言う訳で気合いを入れて行きたい所ながら、毎回のようにネタが無い・・・。

中学生に人気?

5月22日に、社会学習の一環で七塚町の河北台中学の生徒が4人来て、10項目くらいの質問に答えたのですが、すごく緊張した面持ちで聞くのでこちらもなんかつられて緊張してしまいました。
終わってホッとしていた所、なんと次の日、
「福井の森田中学の・・・と申しますが・・・・・」6月にやって来るそうです。
ひょっとしてラ・パレットは中学生に人気?

大阪へ行ってきました。

SARS騒動冷めやらぬ中、大阪へ行ってきました。
行く日まで、ニュースを見ながら情報収集していたのですが大丈夫そうなので行く事にしました。
改めて感じたのですが、インターネットってほんとに便利ですね。
夜、店に居ながらにして電車の時間や運賃を調べられホテルの予約まで出来てしまうので本当に助かりました。
普段ほとんど旅行に行く事が無いので、ちょっとした一人旅気分を味わいつつ新大阪の駅に着いては見たものの予約したホテルヘ行くには何処から出ればいいのかさっぱり分からずに駅の案内板とニラメッコ。(-_-;)
「うーん、こっちちゃうか?」〈なぜか大阪弁)て感じで実は大阪へはほとんど行った事が無かったんです。
夕方に着いたのですがその日は、特に用事はなかったので街をいろいろ見て歩いてお店のディスプレイやなんかを見ながら、「やっぱ、たまには刺激を与えなあかんな!」〈何で大阪弁?〉と思いつつ歩き回っていました。
次の日は、マーケティングのセミナー(とは言ってもこむづかしい話ではなく、お客様を喜ばそうとかコミュニケーションを深めようみたいな感じの)に出席して来ました。
自分では「なんか、出張に来たビジネスマンみたい」とか思いつつ午前と午後のセミナーを聞いて、「お客様に喜んでもらえるように頑張ろう!」と改めて思いました。

Vol.9 2003年4月

日ごとに春めいてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は、寒さにあまり強くないので嬉しいです。

3月と4月は我が家の子供たちの誕生日があり、毎年バースデーケーキを作ってあげています。
3月は4才になる裕弥の誕生日で、何日も前から毎日カレンダーの前で
「ゆうやのたんじょうびいつや」
と言って、なんかもう待ちに待っている感じです。
店に来た時、壁に貼ってあるケーキの写真を見て
「ゆうやのたんじょうび、カービィのケーキにして」
と言ったかと思うえば2、3日後には
「やっぱりガンダムのケーキ!」
って感じで、結局ガンダムのケーキにローソクを立て満足そうな顔で食べていました。
4月は裕生でもう10才になるので、何日か前に
「裕生、チョコレートケーキね!」
って感じで結構クールです。
でも、ケーキにローソクを立てて
「裕弥が消した」
と騒ぎながらも二人で嬉しそうに食べていました。
二人ともケーキ屋の子供なので、普段からよくケーキは食べているのですが(当然、残ったケーキですけど〉自分の誕生日のために作ったケーキは特別嬉しいみたいです。

親としては、子供達が楽しそうに喜んでケーキを食べているのを見るのが、何よりも幸せを感じる瞬間ですね。

「ラ・パレット通信」の出来るまで

今回は、特別にこの「ラ・パレット通信」
の出来るまでのご紹介です。(チョットネタに困ったので)
使っているのは、一昨年の12月から使っているアップルコンピュータのPowerBookG4で、マックはマッキントッシュいわゆるマックです。
(ハンバーガーではないです)
モノクロレーザープリンタで印刷しています。
初めて、マックを買ったのはもう8年前くらいに
なるのですが、「クリエーターはやっぱりマック
でしょう」とか思って(まわりは単に変わり者だから
と思っているようですが・・・〉買ったのですが
1年くらい家のインテリアとして活躍していたものの使い方も分からず、
ほとんど使用する事も無く過ぎて行ったのですが、何となく買った雑誌を
読みながら触っているうちに、結構ハマってしまい現在6台目のマシンで
制作しています。
3月に大きな液晶を搭載したノートパソコンが発売されて、実はこれ欲し
いのですが何とか嫁さんを納得させられる理由を見つけないと・・・・。
この「ラ・パレット通信」の制作環境が良くなり内容が充実して、お客様
に喜んで頂け反響が大きくなるとか・・・・
と言う訳で、「ラ・パレット通信」に対する感想や何でも結構です、お便り
お待ちしてます。〈笑)

Vol.8 2003年2月

 まだまだ寒い日が続きますがが、如何お過ごしですか?
今年は、インフルエンザが大流行しているらしくお客様にもインフルエンザになったと言う方が大勢いらして、「ほんとに流行っているなぁ」と、実感してしまうほどです。
そういう我が家も、1月の下旬に保育園に行っている裕弥に始まり、家族6人全員インフルエンザでダウンしてしまいました。
小学3年の裕生は、今まで学校を休んだことは無かったのですが、ずっと熱が下がらずに三日間も学校を休んでしまいました。
ほんとに今年のインフルエンザは強力みたいです。
私は、運良くと言うかちょうど火曜日に熱が出て休みの日、一日寝込んでいたのですが、次の日には少し熱が下がり何とか仕事をする事が出来ました。
体が不調になると私たちのような自営業は特に、「からだが資本」とか思ってしまいますね。
まだインフルエンザにかかっていない方は、くれぐれも体調管理にお気をつけ下さい

 話は変わりますが、3月20日発売の「月刊CLUB」スウィーツ特集でケーキショップとカフェの人気定番商品と、春の新作メニューの紹介があり、「ラ・パレット」もめでたく登場する事になりました。(パチパチパチパチ・・・・・・)
実はこれを書きながら、新作に頭を悩ませているのですが、なかなか発想が湧かなくて撮影までに間に合うのかチョット不安ですが、甘党の方は是非ごらん下さい。

ブリュレの独り言

今回から、新コーナーの登場です。
とは言ってもたまたま思いついただけで、不定期の連載です。
僕の名前は「クレーム・ブリュレ」ラ・パレットでは、シュークリームに次ぐ人気者なんです。
その訳は、北海道産の本物の生クリームと富山県城端の元気な地鶏の卵黄や河北潟の健康で元気な牛からのみ作られた低温殺菌牛乳、そしてここ数年産地の台風被害で価格が高騰していちだんと高嶺の花って感じのマダガスカル産のバニラビーンズ。これらの素材が仲良く作り出してくれる味わいと、それを引き立てる三温糖を焦がした表面の香ばしさが人気の秘密です。
あっと、大事なものを忘れていました、スッキリとした甘さのグラニュー糖です。ただの砂糖と思われるんですが、シンプルなレシピだけに微妙なさじ加減が美味しさ重要なポイントなんです。
でも僕は、あまり有名ではないらしくお客様の中には「この焼きプリン1つと・・・」と言われる事もあり、えっ?それって僕の事、焼きプリンって何?とか思ってしまう事があります。
と言う事は、焼いてないプリンもあるの?と言うとシェフが市販のプリンと書いてある商品の中には凝固剤固めたものが多く、それらと区別するために焼きプリンと言う名前の物も有るらしいと教えてくれました。
「目指せ!ラ・パレット人気No.1!商品」僕の目標です。

Vol.7 2002年11月

日々、冷え込みも厳しくなってきましたが、如何お過ごしですか?

今回は皆さんにとってもお得なお知らせがあります。
ラ・
パレットでは8年目にしてようやく10月の中頃より、スタンプカードを始めました。
お買上げ500円ごとに一つ苺かぶどうのスタンプを捺印致します。スタンプ20個 で500円分のお買い物券としてお使い頂けます。
「エー、でも私たまにしか行かないから貯まらないわ。」という方もご安心下さい。期限はありませんので、財布の中に大切に入れておいて下さい。でも財布の中を見た時、ラ・パレットのスタンプカードを見て、「久しぶりにラ・パレットへケーキを買いに行こうかな」なんて思い出してくれると嬉しいんですけど・・・(スタンプも早く貯ります。)
それから、スタンプがいっぱいになってポイントカードをご利用になる時は、お客様カードヘのご記入にご協力して下さい。
もしかすると、「お得なお知らせ」が届くかもしれません。(たぶん、お送り出来ると思うのですが)

今年も早いものでもう2ヶ月を残すのみになってしまいました。
ラ・パレットでは、クリスマスケーキのパンフレットも出来上がり、「いよいよクリスマスシーズンに突入!」って感じで今まで以上に速く日々が過ぎ去り気がつくと、もう年末で「あー、年賀状作らなきゃ」と言いながら、投函はいつも年末ぎりぎりか新年になってしまうんです。今年こそは今のうちに準備しなければ・・・(毎年そうは思っているような気もしますが。〉

津田家の子供たち part3

10月の中頃の事なのですが、我が家では風邪が流行っていて3歳になる裕弥もどうやら風邪にかかったらしく、下痢がひどく(ケーキを食べながらこれを読んでいたらごめんなさい。〉「う、うんち出ちゃった」と言って半べそをかいて今にも泣きそうな顔でいるのです。どうやら自分では意識していないのに突然出ちゃうみたいなんです。
もし、保育園に行っている時に、なったらかわいそうなので間に日曜と月曜の祝日を含め4日間ほど、保育園をお休みしたのです。そして、火曜の朝元気に遊んでいたのですが、「さあ、保育園行くよ!」と言ったら急に裕弥は「ポンポン痛い!」と言って少し痛そうな顔をして見せました。
なんか仮病を覚えたみたいで、思わずチョット笑ってしまいました。
結局その日は、私たちも休みなので偶には休ませてあげる事にしましたが,
すごく元気でした。

Vol.6 2002年9月

残暑の厳しい日が続きますが、いかがお過ごしですか? 長かった夏休みも終わり、子供たちは学校へ行きお母さんはホッと一息と言った感じですね。
こんな時は、紅茶でも飲みながらラ・パレットのケーキを食べて、ゆっくりくつろいでみてはいかがでしょう?

実は私たちも、夏休みが終わってチョット一息という所です。普段は子供たちと休みが違うのでなかなか遊びに連れて行ってあげる事が出来ないので、夏休みの間くらいはどこかへ連れて行ってあげなくてはと思い、毎週の休みの時はゆっくりと過ごす事が出来ません。
出かけると言っても、近くの海へ行ったり、山ヘ行って川淵でバーベキューをしながら川で遊ぶ程度なんですが。
普段、あまり出かけないのでなんか疲れるんです。

さて話は変わりますが、ケーキ屋さんではそろそろクリスマスの季節です。
(「まだまだクリスマスじゃないやろ!」と言われそうですが。)
製菓材料の問屋さんからは、次々とクリスマスケーキの箱や陶器の器やデコレーション用のオーナメントのカタログが届き、九月中には注文しないと間に合わない物も結構有ります。
他にも、定番の商品以外の今年のクリスマスケーキを考えて、パンフレットの写真の撮影をしないといけないんです。
「んー、どうしようかなー」
とか考えていると
「秋の新製品は、どうするの?」
とか言われて、
そうこうしてる間にほんとにクリスマスの季節になってしまいます。

津田家の子供たち part2

夏休みも後半に入った頃、小学三年のゆうきは
「お父さん、いつ工作する?」
と聞くので
「工作くらい自分でしなさい。」
と言ったのですが、何日かしても一向に作る様子が無いのです。
結局、仕事の都合をつけて昼から家に帰って一緒に工作する事になるんです。
一緒に作ると言うよりも、ゆうきが手伝うと言うほうがいいのです。
家に帰ると、ゆうきが
「何、作るん?」
と言う始末なんですから・・・
全く自分で作る気がありません。
始めのうちは、
「ここを切って」とか「こことここを貼って」とかしているのですが、そのうち他の所で遊んでいるんです。
こんな、事を3年続けているのです。来年こそは一人で出来るかな?

Vol.5 2002年7月

暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか? 私は暑さには弱いので(寒いのもですが・・・)早く涼しくなって欲しいです。
この「ラ・パレット通信」はしばらく中断してしまっていたのですが、また頑張って再開致しますので、これからもよろしくお願い致します。

さて、昨年来BSE問題に始まり中国産ほうれん草の農薬残留、産地偽装、無認可物質を使用した香料、などなど書き出すときりがないほどの食品に関する事件が報道されています。
私たち食品の製造に携わるものとして、出来る限り信頼できる原材料等を使用して、より一層安全で美味しいお菓子をお届けする事が使命であると再認識いたしました。
そして、そんな事を思っているときテレビのローカルニュースで、加賀伝統野菜の打木赤皮甘栗かぼちゃの収穫が始まったと聞いて、「あー、これをケーキにしよう。」こういう作り手の顔の見える素材でお菓子を創ってみようと思い、現在唯一「打木赤皮甘栗かぼちゃ」を露地栽培している金沢、打木町の西野さんの畑を訪ねていろいろお話を伺って、かぼちゃを分けて頂いてきました。
何度も試作を繰り返し、フワッと口当たりの軽い、かぼちゃの柔らかな風味を生かしたケーキができ上がりました。
一度是非食べてみて下さい。
また、最近は全国チェーンの飲食店等が増え画一的な味の物を口にする機会が多くなって、日本の食文化のレベルが低下していると思うのですが、このお菓子を通して、すこしでも金沢の食の文化も伝えられたらと思います。

津田家の子供たち part1

我が家では夏休みに入り、小学三年のゆうきは毎日家でゲームボーイで遊んだりマンガを読んでゴロゴロしながら、グータラしてほんとに困ったもんです。普段は週に3回、柔道教室に通っているのですが、夏休みは基本的には休みで、自主参加で練習できる日があるのですが「ゆうき、今日柔道行っておいで」と言っても
「えー、」と言って行こうとしません。
また、次男で3才のゆうやは朝、
「今日保育園、お休みかー」
「お休みじゃないよ。」と言っても
「なんでやー、なんでやー、なんでやー・・・・・」といって(延々と続きます。)
朝から、なだめるのに大変です。
きっとお兄ちゃんだけ休みで納得いかないのでしょう。
夏休みが始まったばかりなのに、これから先が思いやられます。

Vol.4 2002年1月

この「ラ・パレット通信」もようやく4回目になり、お客様の中には毎回「ラ・パレット通信」楽しみにしてるよ!」と言って下さる方もいらして、大変嬉しく思っています。
しかし、クリスマスや年末年始はとても忙しく1月の半ばになって、ようやくVoL.4をを書いています。楽しみにしている方には大変お待たせ致しました。
今回は、新しい年を迎えたということでまずは「ラ・パレット」の今年の抱負、決意をお伝えしたいと思います。
なんて言うとちょっと大げさですが、ラ・パレットではお客様に「美味しかった」と言って貰えることが何よりの喜びであり、その言葉を聞いたときパティシエで良かったと思います。
そして今年は、もっと「美味しかった」というお客様のこえを聞けるよう美味しいお菓子作りに励みたいと思います。
あと、少しでも多くの方に「お菓子本来の美味しさ」を知っていただければと思っております。
最近では、比較的少なくなっているとは思うのですが洋菓子店のケーキでもホイップクリーム(植物性脂肪を加えて作った物)やマーガリンを使っていたり、安定剤、膨張剤やバニラエッセンスを加えていたりして、私たちから見ると「ちゃんとした材料でちゃんと作ればもっと美味しいのに・・・」と思ってしまう事が有ります。
お客様の中には、けっこう昔の先入観を持っている方もいらして、「バタークリームのケーキはちょっと・・・」とか「ムースは苦手だから」というのをたまにお聞きするのですが、お客様が昔よくあったケーキのイメージで言っているとしたら、とても残念でなりません。そういう方には是非とも一度ラ・パレットのケーキを召し上がって頂きたいと思っているのですが、それぞれ好みもありますので無理にとは申しませんがいろんなケーキにチャレンジして「お菓子本来の美味しさ」を発見して頂けたらとても嬉しいです。

少し話は変わりますが、最近どうも納得がいかないことがあるのでここでチョット言わせて貰います。
私は仕事が終わって家に帰ると晩酌でビールを飲むので、そのツマミにキムチとか塩辛なんかを食べるのが好きなんですが、どうも美味しいものが少ないので困っているのです。
それはどう言う事かと言いますと、糖類を加えて不自然に甘い物や、アミノ酸等の調味料で何となくえぐみのある物など、甘味があれば美味しいとか、アミノ酸等のうま味成分が多ければ美味しいとかと思って作っているのではないかと思われる食品が多くて、昔の人たちが生み出した、その食品本来の美味しさのバランスを崩してしまっているからです。
私は、お菓子という食品を作っている者として、それらの物を作っている方に「自分で作っている物を食べて本当に美味しいと思うのか?」と聞いてみたくなる時があります。
皆さんはどう思われますか?「うん、そう思う」とか「そんなことない、美味しいよ」とか何でも結構ですのでメール等で感想頂けると嬉しいです。

Vol.3 2001年11月

今回は、とても嬉しいことがあったので、その事をお伝えしたいと思います。
 当店がオープン間も無いころから良くご来店頂いていたお客様なのですが、ここ何年かいらしゃらなくなっていた方なのです。先日、久しぶりにご来店になり,4歳になる一番下のお子さんが生まれた時から病気でずっと家で付き添っていて、なかなか武蔵までは来ることが出来なかったそうなのです。
この方のお子さんで中学一年になる息子さんがいらっしゃるのですが(以前は何度かバースデーケーキをお作りしたことがあるのですけど)最近学校でテストがあり成績が良かったそうなのです。そのご褒美にお母さんが「何がいい?」と聞いたところ「ラ・パレットのケーキが食べたい!」と言ったので、今回わざわざご来店頂けたそうなのです。
 私たちはこのお話を聞いて「私たちの作ったケーキ」をこんなに食べたいと思ってくれるお客様がいらっしゃることを知って、涙が出るほど感動いたしました。今までずっとお菓子作りをして来て、こんなに嬉しいことは有りません。
その方は、5人家族だったと思うのですがその日12個くらいケーキをお買いになられました。きっと帰られてケーキの箱を開けて「どれにしようかな?」とご家族で楽しい時をお過しになっている様子を思うと、私たちはそのお手伝いが出来た事を大変誇りに思います。
これからも、「お菓子作りを通してお客様の為になれる様、喜んでいただける様に頑張っていこう!」と、再度強く思いました。

さて話は変わりますが、10月からフジテレビで始まったドラマ「アンティーク・西洋骨董洋菓子店」ご覧になってますか?
これを読んでいる方なら結構見ているお思いますが、このドラマ、かなり視聴率が良いみたいです。(日経流通新聞によると)
私は、新聞のテレビ欄を見たときにたまたま「洋菓子店」の文字を発見して、第一回目から欠かさず見ています。
ケーキや厨房が出ているシーンになると、「フ〜ン」とか「なんやあれは?」とか言いながら思わず見入ってしまいます。(これはきっと職業病なのでしょう)
でもすごくこだわってケーキを作っているのでチョット羨ましいですね。
ここに出ているお店は、私がやりたい思っていたお店に近いものです。それは、かなり手の込んだ見た目に豪華で当然味にもこだわった、東京などに有る高級レストランのデザートの様なお菓子を提供するお店なのです。でも、そうするときっとデザート一品¥1,500-とかコーヒー¥1,000-とかになってしまいそうなので、なかなか気軽に皆さんに食べていただくことが出来なくなってしまいます。ですからラ・パレットは今の様なお店になったのです。
このドラマを見てケーキが食べたくなった方も、いらしゃると思いますが、水曜日まで我慢して下さい。
当店は火曜日が定休日です。(笑)

Vol.2 2001年9月

ラ・パレット通信2回目を書くに当たり、これを読んでくれる方のことを考えてみました。
「ラ・パレットでケーキを買って下さったお客様や、それを一緒に食べている方」かな?
「と、言うことはきっと美味しいケーキが好きな人」
そんな人の中には自分でケーキを作っている方も何人もいるに違いない。
と言うわけで「そんな方々」の役に立てるように「美味しいケーキの作り方」の連載を始めることにしました。
「そうではない方々」もこれを読めばケーキ通になれるかも?
「美味しいケーキの作り方」と言っても「美味しく作れるレシピ」「良い器具」「技術」「良い材料」「正しい知識」など、いろいろな要素がありますが毎回少しづつですがご紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

そろそろ秋と言う感じになってきました。
「読書の秋」「食欲の秋」「ケーキの秋?」などなどいろいろな秋がありますが、皆さんはどんな秋をすごしていますか?

「そろそろ秋が近づいてきたぞ」
となると、そろそろ「秋の新製品」を考えなければいけないのですが、これが季節の変わるたびに「今年はどんなケーキを創ろうか?」と結構頭を悩ませないといけないんです。
材料を持ってきて下さる問屋さんに「なんか変わった物ないかなー」って聞いてみたり。
以前のレシピやケーキの本を参考に頭の中でいろいろ考えてみたりするのですが、なかなか「これ!」って言うものが浮かばないんです。
そんな時、製菓材料を輸入しているサンエイト貿易の営業の方がやって来ました。
ここの会社は結構良いものを扱っているので(でもチョット高いんですけど・・・)ラ・パレットではいつもお世話になっているのです。
ここの会社はフランスのヴァローナ社製のチョコレートを扱っている会社なんです。(ラ・パレットでは 100%ヴァローナのチョコレートを使っているんです。)
「そうだ!いろんなチョコレートのケーキを作ってもっとヴァローナのチョコレートのおいしさをみなさんに知ってもらおう。」と言うことで今年の秋はいろんなチョコレートを使ったケーキが登場します。
是非食べ比べてみて下さい。

Vol,1 2001年7月

この度、ラ・パレット7周年を記念してラ・パレット通信を創刊いたしました.
(あんまり関係ないですけど)
創刊号ですので私たちの簡単な自己紹介をさせて頂きます。

オーナーシェフ 津田裕司 金沢市森山にてS40,11,5に生まれる。現在は金沢市小坂町在住。 
経歴 
 国立石川工業高等専門学校土木工学科卒業 金沢市内サンルイ洋菓子店にて菓子作りの 基礎から教えていただき上京、銀座エルドールにて斬新で繊細なお菓子を創る鈴木為一氏のもとで修業する。その後金沢に戻り森本のぶどうの木にて3年間シェフ・パティシエとして腕を振るう。その後独立しラ・パレットを開店。
血液型 B型 体重 50Kg 好きな事 車で年に数回のサーキット走行、マック

妻 津田 和子 志賀町大笹にてS44,12,3に生まれる。
経歴
 石川県立羽咋高校卒業後、大阪辻製菓学校にて洋菓子作りを学ぶその後ぶどうの木入社し、その後結婚して夫と共にラ・パレット開店。
血液型 O型 体重 ?Kg 好きな事 スポーツ
家族はおじいちゃん、おばあちゃん、ワンパク息子2人(8才と2才)の6人家族です。どーぞよろしく。(2003/8時点で11才と4才)

先日、仕事をしていると「プルルル・・・・プルルル・・・・」と電話が鳴りました
  
はいラ・パレットでございます。
 
NHK金沢放送局の「・・・」と申しますが、「みまっしワイド505」と言う番組がありましてその中に「お仕事探検」と言うコーナーでケーキ屋さんのお仕事をご紹介しようと思いまして是非ラ・パレットさんにご協力いただけないかと思いましてお電話差し上げたのですが・・・

(うーん、こまったなー「密着取材で・・・」てっ言ってたしめんどくさそー、しかもチョット恥ずかしいしでも少しは宣伝になるかも?)

いかがでしょう?

(あっ説明がおわちゃったぞ)
うーん、そうですねー・・・・
分かりました。お受けいたしましょう。
(あー言っちゃったぞしかたがない)

と言うわけでNHKに初登場することになりました放送は12〜13分だったのですが、撮影は朝8時からお昼の1時過ぎまで5時間以上も掛かったんですよ。
キャスターの女性がシュー生地を絞るのに挑戦するという所はおもしろかったですよ。絞り袋から出た生地がニョロニョロとトグロを巻いて丸く絞れないのでディレクターさんも肩を震わせながら見ていました。番組的には下手なほうが嬉しいみたいです。(以前の放送でプロとの違いが良く分からなくて面白くなかったそうです。)

お客様の声をお聞かせ下さい。

お客様の喜びの声を聞くほど、私たちの仕事に情熱とやりがいを与えてくれるものはありません。耳が痛いお叱りのお言葉でも結構です。是非、あなた様の声をお聞かせ下さい。
はがきかファックス、E-Mailでお送り戴けると嬉しいです。今後のラ・パレット通信でもお客様のご意見を紹介させていただきたいと思います。

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